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2012/06/30

Fabric

TCBjeans60’sに使っている生地を織ってくれてる方に逢いに岡山県井原市まで行ってきました。
生地の世界は機密事項がとても多く写真は無いのですが、とても勉強になり面白かったです。

さて今回の企画は60’sと言う事で分かりやすく言えば初期の66をイメージしてます。
個人的に初期の66のイメージと言えばXXとは違う純粋なブルーの色目とムラ感
そして毛羽立ちが特徴だと思っています。
生地屋さん曰く生地の毛羽は織り方で調整出来る訳でも無く、綿そのもののポテンシャルで決定付けされるみたいです。
60’sで使った生地は(サンフォーキンコットン)と呼ばれる綿を使用しています。
サンフォーキンコットンは、
カリフォルニアのど真ん中に広がる
広大な農地、セントラルバレーの
南のほうで作られています。
この農地は、周囲を囲む山脈の
雪解け水を利用してできたもので、
綿はこの雪解け水を源とした
地下水をつかって育てられてるみたいです。

このサンフォーキンコットンの特徴として天然でふわっと膨らんでるらしく撚りを入れた時に良い毛羽が出るらしいです。
その毛羽が私のイメージする60’sなジーンズにピッタリだったので今回使わせて頂いています。
一応たてよこ7×7の13ozクラスです。
一応とかクラスっていう言い回しにするのは、ムラ糸なんだから糸の太さも生地の重さも一定で無いだろうと言うのが持論なんですよね。

アイロンが終わったばかりのコインポケット
毛羽が分かりますか?

前ポケット。ムラが素敵。

生地屋さんと話してたら早く色落ちした姿を観たくなりました。
今年は夏も履き続けます。

Categolies

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