ここ10ヶ月ほどNo2 1890 Blouseを着てきました。
私は普段からGジャンの胸ポケットにも普通にAir Podsや鍵を入れちゃうタイプなのですが、
先日少しだけ気分を変えようとLate S40’sJKを着用するとポケットが使いずらい。

なぜ1920年の終わり頃からダウンポケットは終了してしまったんだろう…と思っていたら100年近く前の一つの広告が目に止まりました。
そこには506XXを着用した男性のイラストと共にRider JKとの文字。
LeeやWranglerはシッカリとRiderやCow Boyにターゲティングしてるんだろうなと思ってはいましたが、Leviのジャケットを指してRider JKとは珍しくて面白いと思った次第です。

そのキャッチコピーを観て
なるほど、506XXもこの頃になってライディングポジションでも使い易いポケットにする為に考えられた結果、位置が高くなったんだなと理解できました。

先日久しぶりに再販したモンキーパンツもそうですが、使うシーンを想定して作られたディテールは面白いですね。
こういう話になるといつも思い出すんですが、
映画タクシードライバーの有名なポスター
ロバートデニーロはタンカースジャケットを着用してるのですが、タンカースジャケットは狭い戦車内で着用する事を想定されてるから、ポケットの位置が一般的な考えより高い位置に有り少しだけポケットが使いずらいと聞いた事が有ります。
もしかしたら映画の衣装がタンカースジャケットで無ければこの哀愁は出なかったのかもしれません笑