2024/08/29
昨日予約を開始したS40’s Jeans
発売から4年も経ちましたが相変わらずの人気でしてお待ち頂きながら購入頂いてる事に感謝します。
この生地を作るときに大事にしたのはVintageを触った時に感じた生地のコシ感。
これは私の妄想に過ぎませんが大戦期に入った当時、軍服もまだコットンが中心
恐らくジーンズに使うコットンは戦前よりも供給が難しくなったはず。
きっといつも使ってたコットンより品質を下げる必要があった。
コットンの品質を評価する要素の一つに繊維長がありますが、きっと戦時中に入った途端に短長綿になったと仮設しました。
短い繊維長を少しでも長くする為に強く撚った結果が強撚糸なのかな?と妄想してます。
なので偶然の副産物?として
大戦期のデニムはヘビーオンスに感じるゴワッとしたコシの有る生地になってるんだと思います。
現に47年って言われるvintageのデニムの色落ちを見ると縦落ちの線も長ければ肌触りもしなやか。
絶対にコットンの品質が違うよなと妄想は膨らむばかりです笑
コットンの色目も現在は農業の品質改良で真っ白ですが、TCBの大戦用のワタは燻んだクリーミーな綿で紡績機械も発達して無かった当時の糸をイメージして綿の葉カスを取り除かない様にして作って貰っています。