For English speakers, we want you to enjoy this interview fully so I’ve put all the translation down below after Japanese. Please scroll down to see the whole interview about the Beatles & Denim/ John & Wrangler.

今回、WranglerのReproductionをスタートする上で、まず頭に浮かんだのは永遠のスーパースター　John Lennonです。The Beatlesという偉大なバンドのメンバーである Johnは、今でもデニムファッションのアイコンの一人だと認識されている方も多いかと思います。彼が特に愛したと言われるWranglerですが、ジョンとファッション、ジョンとデニムという切り口では、中々情報が出てきません。

TCBにとってWranglerの企画は実は、2020年には始動していました。1960年にThe Beatlesが結成され、1980年にJohnは全世界に惜しまれながらも命を失ってしまいました。企画を始めたのは2020年、The Beatles 結成60年、Johnの死からちょうど40年が経過した節目でもあったので、どうしてもJohnとJohnが愛したWranglerをより知りたいという想いも強まり、ようやく実現したスペシャルなインタビューをお届けします。

まず、今回の企画を実現してくれた二人の人物をご紹介したいと思います。
一人目は、先日のブログでも紹介したPaul Trynkaさん、そして、もう一人は、ビートルズ第五のメンバー、The Beatlesの権威と呼ばれるTony Bramwellさんです。JohnとDenim＆The BeatlesとJeans インタビューをご紹介する前に、ぜひこのお二人の紹介をさせてください。

Paul Trynka
Paulは、ブリティッシュロックのジャーナリストであり、作家でもあります。伝説的な音楽雑誌であるMojoの編集長も務められ、David BowieやRolling Stones、Iggy Popなどレジェンド達に関するbiographyを出版されています。そういった音楽に関する執筆はもちろん、Portrait of BluesやDenimといったデニムに関する本や、デニム愛からマニアックなデニムに関するブログを運営されたり、TCBにとっても海外から初めて注文をくれた所謂early adopterだったPaul。今回の企画の主旨を説明すると、快くTCBに協力をしてくれました。

もう一人のキーマンは、Tony Bramwellさん。

The Beatles好きなら、その名を聞かれた方も多いかと思います。
トニー ブラムウェル氏は、ジョージ、ポール、そしてジョンと同郷のリバプールで生まれ育ちました。ジョージとは家も隣同士ということで、あのビートルズのメンバーと同じ青春時代を過ごした仲間でした。そして、彼はBeatlesにとっての影のキーパーソンでもありました。NEMS時代、BeatlesのマネージャーであったBrian Epstein の下で働き、その後、Apple RecordsでBeatlesのマネージャーも担当。後には、かの有名なMagical Mystery Tour のオーガナイザーも務めました。そして、その当時の世代の誰もがデニムに夢中になったように、トニーも、そしてジョンレノンもアメリカンデニムに惚れ込み、世界中のビンテージを買い集めるほど、デニムを愛していました。ですので、ジョンとジョンの愛したdenimについてお話しを聞くのにこれ以上うってつけの人間はいないでしょう。

TCBという小さな児島のデニムブランドが、このようなインタビューが出来たことを本当に嬉しく、そして有り難く感じています。改めてPaul,Tonyありがとう！前置きが長くなりましたが、それではインタビューをどうぞ！

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Paul(以下P): トニー、君はリバプールで育ち、ジョン、ポール、そしてジョージと親密な関係にあったよね。彼らとの日々の中で、デニムにまつわる記憶は何かあるかい？

Tony（以下T):そうだね、ジーンズ自体は子供の時にはもうあったよ。僕たちがまだ子供だった時代、50年代のリバプールには、恐ろしく出来の悪いジーンズを作るポンコツ工場があったんだ、”Lybro”というデニムブランドだね。話は少し飛んで、共通の友人であるCharlie McMillan という奴が４ブロック先に住んでいたんだけど、彼の父親がBurton Woodの空軍基地の将軍だったんだ。だから、彼は父親からLevisのジーンズ貰って、履いていたんだよね。すごくクールに見えたよ。その後、リバプールでもミリタリーショップでアメリカ製のリーバイスを売り始めたんだ、確かジーンズは19シリングと19ペンスだったね。デニムジャケットやトラッカージャケットは30シリングで販売されていた記憶があるよ。その後、ジョンや僕がデニムに本格的に興味を持ち出したのは、James DeanのRebel Without A Cause(理由なき反抗）を見てからだね。あとは、映画Stagecoachの中でJohn Wayneが演じたJohnny Ringo の着こなしも最高だった。あの映画の中での着こなしが、Beatlesのメンバーたちも僕も大好きだったよ。映画の中では、彼は白いサスペンダーを付けてジーンズを履いていたんだけど、Ringoと一緒に似たジーンズとサスペンダーをずっと探してたよ。そこまで語られてない裏話かもしれないけど、Ringo StarrのRingoはこの映画のJohnny Ringoからきてるんだよ！

P:リバプールでも時代の発展に伴って、ジーンズは皆にとっての日常着になっていったの？

T: そうだね、ジーンズを履いている人は増えたよ。もちろん、僕もビートルたちも履いていた。だけど、その頃から今や有名になったCavern Clubやその他のライブ会場でも、ジーンズでの入場ができなくなったんだ。だから、ジーンズの代わりに皆コーデュロイパンツを履き出したね。そして、C&A(オランダ発のファッションブランド）が出てきて、僕もビートルズの皆もそこでタートルネックのセーターとレザージャケットを買って、皆で似たような格好をしていたよ。あれが当時のリバプールスタイルだったんだ。そして、Brianがマネージャーとして関わり出して、彼があのスーツ姿のビートルズを始めたんだ。当時はまだ皆若く、背伸びもしたい年頃だったから密かに皆スーツを着たいとも思っていたと思うけどね。当時は、ちゃんとしたオーダーメイドのスーツが12ポンドくらいで買えたんだ。

P: だけど、デニムもずっと好きではいたんだよね？

T:その後、僕たちはロンドンへ移ったんだ。NEMS事務所のすぐ隣、Palladiumの近くにね。そして、そこには紳士服店が近くにあって、そこでもLevisが売っていたんだ。そこの店の看板には、凄くO脚のかっこ悪いカウボーイの絵が飾られていてね…(笑）それはともかく、その店は値段も安かったし、ジーンズのバリエーションが凄く豊富だった。定番の501以外もたくさん売っていたけど、当時は501とか505だとかモデルナンバーなんて誰も一切わかってなかったけどね。ともかく、僕もJohnもこの店でちゃんとしたジーンズを買い始めたんだ。だけど、マネージャーだったBrianがジーンズには反対でね…だから僕や同僚のNeil Aspinallがジーンズを履いている姿というのは、仕事中にはほぼなかったと思うね。この世界では、スーツがバックステージへのパスポートみたいなものだからね。もし、誰かがジャストサイズでフィットしたモヘアスーツをバッチリ着こなしていたら、関係者であろうがなかろうが、呼び止められることなくバックステージに入れたと思うよ。(笑) だけど、僕もジョンもオフの時はジーンズをよく履いていたよ。そして、後々にはコレクションまでするようになった。そして、さっきも話したJames Dean主演の”理由なき反抗”の監督であったNicholas Rayとも後に知り合うことができて、彼もジーンズが大好きなんだ。彼から聞いた話だけど、James Deanも大のジーンズ好きで、一緒のモデルのジーンズを何本も何本も持っているって聞いたんだ。当時、こういったジーンズやデニムジャケットはまだまだコレクションアイテムとしては認知されていなかったからJames Deanはデニム好きで、先見の明もあったってことなんだろうね。

P:　そして、イギリスでもジーンズ人気が爆発していくことになるけど、その後はどうだったの？

T:その後は、DonovanとBob Dylanが起こしたデニム旋風のお陰もあって、ロンドンで多くの人がジーンズを履くようになったんだ。僕たちがカジュアルに普段からジーンズを履くようになったのもこの頃からだね。だけど、ジョンの話をすると、彼はその頃デニムが全然似合ってなかったんだ。この頃ジョンは結構太っていたからね。（笑）この頃の話だけど、ジョンはスエードのリーバイジャケットも結構好きでね。ある時、Bob Dylanがイングランドに来ていて、彼が着ていたスエードのリーバイジャケットにジョンが一目惚れしたんだ。どうしても欲しいってね。確かにかっこいいジャケットだった。ダメもとで、DylanのマネージャーだったAlbert Grossmanに、”あのジャケットを貰えないか”って聞いてみたら、衣装だから大丈夫だよって。もちろん、それはジョンに渡したよ。だけど、ジョンには絶望的に似合わなかったんだ。本当に間抜けな見た目で皆で大笑いだったよ。最終的にはジョンに似合うスエードジャケットを探しに、Old Compton StreetのGuyってお店で良いものが見つかったんだ。たったの27ポンドさ。Rubber Soul のカバー写真で、ジョンが着ているのがそれさ。Johnは似合わなかったDylanのスエードジャケットは僕にくれて、それを今でも持っているよ。その後、ヒッピー文化がやってくるまではジーンズ人気も少しは落ち着いたかな。一方僕はというとその後もデニムはずっと好きだったんだ。その頃、Steve McQueenの”Baby TheRain Will Fall”という映画があってね、リーバイスのジーンズとシャツだけのシンプルなスタイルがめちゃくちゃかっこよかったんだ。その影響で、すぐにアメリカに飛んで、パールのスナップボタンがついたLevisのウエスタンシャツを買い漁ったよ。

そして、hippieブームが再燃した70年代にはいる頃。僕たちは、AppleRecords を作って、その頃からジョンは痩せ始めたんだ。ジョンが当時ハマっていた”何か”のせいでね。そして、その頃にジョンはWranglerのJacketを着始めたんだ。Old Compton Street のスタジオの真下にThe Westernerという服屋がたまたまあってね。Wrangler、Lee Riders, Levi’sに至るまでたくさんのデニムがあったんだ。有名な話だけど、Roger　Daltrey( The Whoのリードボーカリスト）もその店のいいお客さんだったんだよ。

P:Wranglerってブランドを認識し始めたのはいつ頃か覚えている？

T:リバプールにいた時から、Wranglerは置いてあったよ。だけど、リーバイスと比べるとバックポケットの仕様に物足りなさを感じたね。Wranglerは剥き出しのリベットだったから、家具を傷つけたりもするしね。だけど、デニム生地の色は一番好きだった。何本か履いたけど、外れを引くと、片足だけがめちゃくちゃ捻れたことも覚えているよ。

P:ジョージがメンバーの中で一番最初にジーンズを履いてメディアに露出していったのかな？

T:いや、実はHelpのビデオを作った時に、全員でLee Ridersを着たんだ。バハマの砂浜でみんなでね。多分あれがBeatlesのメンバーとして皆が初めてジーンズ姿で登場した時だったよ。Leeもいいよね。いいフィット、バックポケットも可愛い。ジャケットもLeeのモノづくりは素晴らしいね。だけど、その撮影時にもジョンはWranglerのPleated Blouseも着ていたかな。Elvisが”Loving You”の映画の中で着ていたものと同じやつさ。後にも先にもElvisとJohnが着ていたPleated Blouseはその後一度も見たことがないよ。Johnは多分レコーディングの合間に、さっき話したThe Westernerでそのブラウスを買ったんだと思うけどね。

P:Pleated Blouseはジョンに似合ってたの？笑

T:そうだね、あれは似合っていたと思うよ。ジョンも彼本来の体型に戻ったし、その頃はもう太ったエルビスみたいな見た目でも無かったしね。

P: ジョンはスリムなトラッカータイプじゃなくて、Pleated Blouseを選んだんだね。当時は、ボックスシルエットで、少し古臭いとされていた
んじゃない？

T: そうだね、だけど僕もジョンもスリムタイプのラングラーはあまり好きじゃなかったんだ。ポケットの形がどうもしっくりこなくてね。

P:その他にジョンとWranglerやジョンとデニムの思い出はある？

T:そうだね、Apple Recordsを立ち上げた後くらいから、ジョンは急にデニムのセットアップを着用することが多くなったんだ。ダブルデニムと当時は呼んでたよ。ちょうどWhite Album(1968)の頃だね。それから、Instant Karma(1970年）くらいまではほぼデニム姿だったね。

P:あのWrangler JacketはJohnにとっても思い入れがあったからこそ、長年着ていたのかな？

T: そうだと思うよ。けどJohnはあのWrangler 11MJは何枚も持っていたんだと思うよ。いつも着ていた個体とは違う、肩がビリビリに破れた個体を着てたりもしたのを覚えているよ。

P:ジョンとデニムとか服の話をすることもあった？

T:もちろんさ。といっても、友達同士で、”それいいね！どこで買ったの？”、”シェフィールドの軍モノショップで見つけんだ”という感じでカジュアルな会話だけどね。当時は、Levisのジーンズはどこにでもあるわけではなくて、まあ変な店にしかなかったんだよ。だから、いつもそういう変で、変わったデニムを取り扱っている店にはアンテナを張っていたよ。そこで、リーバイス製のミリタリーチノを買った記憶もある。見つけた時は、WOW! Levisはこんなミリタリーパンツも作ってたのか!!って驚いたよ。

P: トニーも今やビンテージジーンズのコレクターとしても有名だけど、珍しい個体がだんだん見つからなくなってきたよね？

T:そうだね。だけど、その中々見つからない所から、偶然の出会いでばったり自分のマイサイズに不意に出会うこともあるから、より珍しければ珍しいほどエキサイティングだとも思うよ。だって、見たことがないデニムに出会うのは誰にとっても最高のことだろう？

P: このTCBのWorking Cat Hero Jeans/Jacketのディテールがいいよね。前の彼女が、マーベリックのビンテージジャケットを良く着ていたけど、本当にそっくりだよ。生地の質感から、アクションプリーツのゴムの質感まで瓜二つだ。TCBのWranglerはTonyの目にはどう映った？

T: まだまだいい色落ちには程遠いけど、すごく心地よい生地感で気に入っているよ。夏には、Tシャツとこのジーンズで過ごそうと思うよ。

P:このTCBのデニムから、1969年にふらっと立ち寄ったデニムショップでWranglerを初めて見た時のような感覚が呼び起こされたりしたかい？

T：ああ、当時のことを思い出したよ。だけど、このdenimからはあの匂いがしないんだ。カビくさいような、古い紳士服店特有のあの匂いがさ(笑）

P: ジョンはその後、Wranglerのジャケットを少なくとも1974年頃まで愛用していたよね。Rock and Roll セッションでも、あのジャケットを着ていたし。その後、ビートルズが解散し、Apple Recordも一時解散となった以降にも、ジョンがWranglerを着ていた姿は見たかい？

T：いや、わからないね。その後、僕はJames Bondの映画に携わって、その後はPolydorという別のレコード会社でPhil SpectorやLeonard Cohenのマネージャーをすることになったんだ。だから、1975年にはLAにいたんだよね。ジョンはというとニューヨークへ。一度、ジョンに会いに行ったんだけど、あの日本人女性がダコタハウスの中には入れてくれなくてね。あの悲劇が起きた2ヶ月前、ジョンから電話があったんだ。短い電話だったけど、それも途中で切れてね。そして、それが彼との最後の会話になったんだ。その数日後、ジョンの死という恐ろしいニュースがラジオから流れてきたんだ。

P:変な話だよ。今はもう2022年だよ？　だけど、1970年、50年近く前のJohn, Paul, George, Ringo, そしてトニーもまだまだ音楽界、ファッション界のアイコンのままだよ。

T: そうだね。歳の割には元気にやっていると思うよ。特に、洗い立てのデニムを履くと、まだイケるなって思うんだよ。まだ自分はクールだってね(笑）

The initial motivation for TCB to reproduce Wrangler models this time was John Lennon from the greatest band of all time, the Beatles. I think many of you think of him as one of the denim icons and it’s famous that John loved Wrangler but we couldn’t find much information about John & Wrangler or the Beatles & Denim.

TCB started the product development of our Wrangler models from 2020, which was the 60th anniversary since the Beatles was formed and was the 40th anniversary since John’s death so I really wanted to go one step closer to John and the denim he loved. Thanks to our friend, Paul Trynka, and the kindness of Mr. Tony Bramwell, TCB will deliver a long interview with Tony, the 5th beatle!

Before we begin, let us please introduce 2 key persons to make this interview happen.

Paul Trynka
Paul is a British rock journalist and author. He was the editor of the music magazine Mojo, and has also worked as editorial director of Q and editor of International Musician. In 2004, he edited publisher Dorling Kindersley’s compilation of the Mojo Special Limited Edition issues on the Beatles. He is famous for his love towards denim and has also co-written denim-related books such as Portrait of the Blues (1996) and Denim (2001).
For TCB, he was the very first overseas customer to buy our jeans and still supports TCB from the UK. We told our love about John, the Beatles and the Wrangler and he was very kind to help us with the interview.

Tony Bramwell

Tony Bramwell grew up in Liverpool with Beatles George, Paul and John. He was always a key Beatles insider, working first for manager Brian Epstein at their management company NEMS and then for The Beatles at Apple where, amongst other projects, he organised the Magical Mystery tour. He is also, like so many of that generation, a key denim fan, who’d source American denim from wherever he could. He was the perfect person to speak about his friend John’s iconic Wrangler jacket.

TCB is just a small denim brand of 10 people in the countryside city, Kojima but it was just a pure luck and much kindness and generosity of Paul & Tony to deliver these messages to TCB/John/Wrangler fans. Please enjoy!


You grew up in Liverpool, and were close to John, Paul and George. What was the first denim you can remember seeing?

Well, when we were kids in the 50s, there was a horrible jeans factory that made horrible jeans, nearby, called Lybro. Then also I had a friend the same age as me, Charlie McMillan, lived four doors away, and his dad was the commander of Burton Wood Air Base. And this General McMillan got some Levi’s for him from the PO Stores. Then later in Liverpool, the Army and Navy store sold Levi’s for 19 shillings and 19 pence, and jackets, probably trucker jackets, for 30 shillings. It was seeing James Dean, Rebel Without A Cause, that first got us interested. 

There was another look we loved, Stagecoach, John Wayne, who plays Johnny Ringo in Stagecoach. He wore white braces. I remember looking for a pair. Obviously Ringo liked it cos he changed his name to Ringo Starr. That film’s where he picked his name up from. Not many people know that!



Were jeans becoming everyday wear as the Liverpool scene developed?

Lots of us were wearing them. But then at the Cavern Club and most of the venues you weren’t allowed in in jeans. Jeans were banned at Cavern Club so everyone started wearing corduroy trousers: C&A Modes. Plus those polo neck jumpers that we all wore and leather jackets they sold at C&A so that was the Liverpool thing. Then when Brian got involved… he started the suit thing. Everyone secretly wanted to wear suits anyway – it was great to have a decent suit made to measure for 12 quid.


But you would still keep an eye out for denim, right?

Then we moved to London. And next door to the NEMS office , near the Palladium, was a men’s outfitters that actually sold Levi’s . He had a sign outside with a bandy legged cowboy… and he was very reasonable and had a selection of Levi’s, not just the standard 501, although we didn’t really know about numbers then. So we used to buy stuff from him. But as Brian didn’t agree with jeans you’d never see pics of me or Neil Aspinall looking like roadies. Suits were the international passports to back stage, if you wore a well fitted mohair suit they’d let you in without question. But for weekends and times off I had a really good collection of Levi’s. In fact I got to know the director of Rebel Without A Cause, Nicholas Ray, we talked to him about jeans and he told us how James Dean had about a dozen jeans, a whole range of the same jeans. 


So what happened next, in terms of denim becoming mainstream?

Then the Donovan and Dylan thing happened – people started wearing jeans, which we did. But John at the time never looked good in jeans ‘cos he was a bit fat. He had a suede jeans jacket. What happened was Dylan was in England and had a suede Levi’s jacket. And John loved it. It was a cool jacket. So I mentioned it to [Dylan’s manager] Albert Grossman. So Albert gave me that Levi’s suede trucker jacket, which I gave to John. But it didn’t fit him, it looked stupid on him. So I went to a shop called Guy on Old Compton street and got him the suede jacket he wore on the Rubber Soul sleeve. Twenty seven quid. And he gave me the Levi’s one so I wore that for a while. 

Then jeans faded out again until the hippie bit. There was a film called Baby The Rain Will Fall, with Steve McQueen as a country and western singer. He looked great just in Levi’s jeans and a Levi’s shirt. So I went out of my way in the states to get some Levi’s western shirts which were really cool with the pop stud buttons. 

So when the hippie thing started again, John had thinned down… it was when we started Apple-ing he lost weight ‘cos of whatever he was doing. He got his Wrangler Jacket from The Westerner, a shop under the film editing rooms we used in Old Compton Street, a shop run by a company called John Michael. The Westerners had a massive range of Wranglers, Lee Riders, and Levi’s. Roger Daltrey got his white Lee Rider jacket from the Westerner too. Then there was another good jeans shop in London on the corner of Denmark St.



When did you first notice Wrangler as a brand?

They were in Liverpool as well, but their back pockets weren’t as good as Levi’s, Levi’s had that clever thing where the rivets on the back pockets were stitched over so you didn’t scratch furniture. Wrangler still had open rivets. Wrangler were a great colour but sometimes after a year the legs would twist… it would only be one leg.



Was George the first Beatle to wear jeans?

Actually, when they made Help they all wore Lee Riders. With white patches. Doused in the sea in the Bahamas. That was the first jeans they were seen in. They were good jeans, good fit and had a good pocket, and the jackets were good too. 

John’s was a pleated jacket. The first time I saw one was one Elvis had, in a film called Loving You. Then I never saw one again until John got his, which would have been from The Westerner.



It was an iconic look, wasn’t it?

It did look good on him – it hung right, ‘cos he was the right shape. He didn’t have his fat Elvis look by then. 


Interesting that John went for a pleated jacket, versus a slimline trucker jacket. It was a slightly more old-fashioned, boxier shape. 

Yes. The slimline Wranger jacket I didn’t particularly like at all, the pockets didn’t seem to be right.


Do you remember noticing the jacket at the time?

It was when we were suddenly at Apple, he was suddenly wearing double denim as we called it, around the White Album time. Then of course he wore it [around the time of ] Instant Karma [in January/February 1970].

It seems to have been the one item of clothing John wore repeatedly, over several years.
Yeah, but he might have actually had quite a few of them. Because one, I know, had a badly ripped shoulder. I remember that.



Did you ever have chats about denim with John?

Occasionally you’d have conversations, ‘where did you get that from?’ – ‘the Army and Navy Store in Sheffield.’ There were only odd shops that sold them. You’d always be looking for shops that had odd denim items, Levi’s stuff you never heard of. I had a pair of military chinos that were Levi’s, they were kind of Wow.



Was it more exciting when denim was hard to find?

Oh yeah. I love it. We all loved finding one you had never seen before.



I love the details of this jacket, because an ex girlfriend had the Maverick version that was identical, from the feel of the fabric right down to the little elasticated straps. How are you finding the TCB?

I haven’t washed it enough times but it’s really, really comfy. I look forward to the summer, and wearing it with jeans and a T shirt.



Does it evoke the feel, of when you would find one on a shelf in 1969?

It does – but it doesn’t have the smell… that musty smell of old men’s outfitters!



John went on to wear that jacket until at least 1974 – he’s wearing it on the Rock and Roll sessions. Did you see him after the split, and after Apple fell apart?
After that I worked on the James Bond films, then later I became head of international at Polydor, and managed Phil Spector and Leonard Cohen. I was in LA with Phil in 1975 – but John had just left and went back to New York City. I arranged to see him; but when I got there the Japanese lady wouldn’t let me in to the Dakota. Then two months before he was killed, he phoned me up, the phone got cut off… and it was the last I heard from him until I got that dreadful phone call from a radio station.



Strange, isn’t it, that it’s 2022, and that look, from 1970 or so, remains iconic.

Yes. But I still feel good at my age, when I go out in a cleanly washed pair of denim jeans. I feel I’m ok, that I’m quite cool. Even Status Quo didn’t manage to make them uncool!